forkとthread その3

forkのオーバヘッドが気になるのは、プログラム実行中に何度もforkするときです。プログラム記述の都合上、実行したい関数をSPAWNでforkしたいことはもちろんありますが、workerとなるプロセスをいくつかあらかじめ立ち上げておき、これらのworkerが仕事をとりにいく、という形にすることも、もちろんできます。この場合、forkが行われるのは最初だけですから、オーバヘッドは気になりません。
このようなパターンは典型的なものですが、PARDSでは直接的にはサポートしていません。
このようなプログラムを簡単に書けるよう、サポートする方向で考えてみるか…
もちろん、これさえあればforkのオーバヘッドが大きくても常に大丈夫、というわけではありませんが、無いよりはずっと良いでしょう。